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GARAGE猫足 荷重移動


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荷重移動
 「荷重移動は大事」といわれていますが、荷重移動とはいったい何なのでしょうか。まずは、数式モデルで考えて見ます。

 荷重移動に関係するのは以下の数値になります。

荷重移動の量:ΔW 車の運動の加速度:G 車重:W[kg] トレッド幅:T[m] ホイールベース長さ:L[m] 重心高さ:h[m] タイヤ~地面の間のμ:μ

加速減速時の前後方向の荷重移動量Δタテ
ΔWタテ=W×h×μ×Gタテ/L

コーナリング中の横方向の荷重移動量Δヨコ
Δヨコ=W×h×μ×Gヨコ/T

 これらから言える事は荷重移動の量は車重と重心高さとμに比例しトレッドとホイールベースの長さに反比例するということです。さらに、重量配分が前後で等しい車ならばもともとの車両重量が4等分になっています。ここで、加速時には前輪2つにかかる重量はW/2-ΔWとなるのでΔWが大きくなる(=μ、hが大きくLが小さい)場合は前輪が浮いてしまうことになります。実際は、加減速と旋回は同時に行われるため、4つのタイヤにかかる荷重はバラバラの数値を示すことになります。

 ここでありがちな勘違いは、「荷重が乗らないからフロントのバネを柔らかくする」といった方法です。上の式の中にバネレートが存在していないことに注目してください。この意味はブレーキの強さ(=減速G)が一緒でタイヤがすべて接地しているならば、どんなレートのバネをつかってもフロントにかかる荷重は同じであるということです。バネレートの重要性は、あくまで底突きを防ぐ、姿勢変化の量を抑えるということに終始するのであって、荷重移動の量の調整とは関係がありません。なんらかの理由で荷重移動の量(=ΔW)を大きくしたいのならば、車のセッティングは次のようになります。車重を重く、車高(≒重心高さ)を高く、いいタイヤを履く(μを上げる)。鋭い人ならば「これは一般的なスポーツカーと逆では?」という疑問が浮かぶと思います。この疑問は正しく、スポーツカーやレースカーは速くするために荷重移動の量を制限しているのです。「荷重移動は大事」といわれる一方で高性能な車ほどそれが少ない」 というのは一体どういうことなのでしょうか、後2回ほどを使って書いてみようと思います。 

テーマ:サーキット走行 - ジャンル:車・バイク

【2007/02/21 07:05】 | ドラテク | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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