7月19日~21日にかけてちゅん号(青ロードスター)を猫王様と白くオールペンしました。塗装剥がれが目立っていたためコレを気に全部修正しました。
青かったころのちゅん号
1.猫王様の仕事の都合でいすゞの白が余った。
2.そもそもチャンピオンシップホワイトはあった。
3.近くの板金屋さんがお試しでかったプライマーを安く譲ってもらえた
そして、作業の流れはこうなりました。
足付け(水研ぎ800#)
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パテによる修正
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脱脂
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マスキング
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下地処理剤(プラサフ、プライマー)
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ペーパーがけ
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下塗り(今回はいすゞの白を使いました)
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ペーパーがけ
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本塗り(チャンピオンシップホワイト!)
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ペーパーがけ
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コンパウンドがけ
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ワックスがけ
こんな感じです。
作業中に起きた&わかったこと 1.アクリルラッカーは使えない
ホームセンターにおいてあるスプレータイプの塗料は簡単に色を塗ることが出来るのですが、強烈に薄まった塗料である上に塗料自体が弱いため、脱脂しようとしてシンナーで吹き上げると簡単に溶けてしまいベタベタになってしまってその後の作業が続きませんでした。ペーパーで足付けし、プライマーを吹いた上でペーパーがけするしかありませんでした。
2,塗装ブース+強制乾燥できる機材はあったらいいね
プライマー乾燥中に外から虫が飛んできて生乾きの塗装面に止まりました。まるでペンキ塗りたてコントのようにのた打ち回って塗装面を荒らしてくれました (#゚д゚)
こういう事態を避けるためにも、外からの埃や虫を避ける意味での塗装ブース+強制乾燥用にライトなどの熱源があったらいいなと思いました。
3.荒れるよりは垂れたほうがまし
あまりシンナーを入れていない濃い塗料を無理やりエア圧を高めて吹くと、細かいミストとなりついた瞬間に表面張力が効いている様な水滴上のまま固まってしまい。塗装面がガサガサになってしまいます。すぐ垂れそうなぐらいシャパシャパな塗料でベタッとするくらいで塗っていったほうが塗装の肌が綺麗にツルツルになりやすいです。また、ガサガサなままの塗装の肌をペーパーやコンパウンドで修正しようとすると、修正に時間がかかるばかりではなく一見塗装されているように見えても塗料の厚みがムラがあったりそもそもの厚みが足りずにすぐに下地や地肌が出てしまいやすいともいえます。
オールペンは手間をかけてやれば出来は比例して良くなる作業といえ、マスキングや脱脂などの下処理をちゃんとやっておけば綺麗な仕上がりが得られるなと実感しました。